2011年2月8日火曜日

角界の八百長問題より その2 日本の縮図

八百長問題は、その原因の話が出ております。
彼らの収入の一部をなす、月給についてであります。

十両以上の方には月給100万円以上が支払われますが、
十両未満の方には月給が支払われず、ここに天地の差があり、
十両の地位を守るために八百長が行われる場合が多いとの事です。
ここで地位を守る時、十両未満の昇進の目をつんでいる、
という見方が紹介されました。

同感。十両以上の月給を支払われる力士の数には制限があるからです。
経済用語だと、「帽子」がかぶせられた状態で上に出れない状態。

我が国の年齢別平均給与を見ましょう。
平成21年度のサラリーマンの平均で、総務省がまとめた数字です。
50歳代は約600万円、これに対し30歳代前半は400万円。
新しく家族を作ってこれからという年代に厳しい。

課長か部長か役員か、最前線からは退いた人間が肩書だけはついて、
逆に地位を守るために、「失敗だけはおこさない」という姿勢で、
若者に帽子、それも金属製の重いものなどをかぶせていませんか?

そんな仕組みになっていないですか?大変心配。
ロートルはさっさと行進に道を譲るのがいいです。

定年を延長してまだ働かせ、税金を取ろうなどと考えている、東京1区選出の
大臣と、やらせている東京18区。
与謝ないか(”よさないか”と読んでください)。

やることが逆だと思います。定年は早めて、もっている資産を使ってもらえばよい。
どうせ六文銭しか持っていけないのだから。

角界の様子はわかりませんが、日本の若者が「無(気)力感」になっていませんか。
「みだれ髪」はいいけど「みだれ国」はダメ。
2月8日

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